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体の構造的、機能的なバランスを整える為にロルフィングは体の中にある筋膜という柔らかな結合組織のネットワークにアプローチしていきます。

この結合組織のネットワーク、筋膜は体の中で“姿勢の器官”としての役割を果たしています。この筋膜は体中に張りめぐらされており、骨格や体の中の柔らかい組織を支え、骨や臓器の位置を定め、筋肉が作動する方向や、筋肉の動きの質を変化させたり、体形・体格そのものを決めたりもします。人体はこの筋膜のネットワークに包まれた筋肉群が働く事によって、“直立した状態”を保っています。これらの筋肉群は通常一方が収縮すると他方が伸びるといったような拮抗した関係を保ちながら機能しています。
しかし、怪我や慢性の緊張やストレスなどで、一部の筋肉群の中でその拮抗関係が損なわれた時、筋膜もその関係の変化の影響をうけ、本来の伸縮性や柔軟性を失い短くなり、結果、バランスをとる為に体全体がその変化を補正しなくてはいけなくなります。

ロルフィングは、本来の性質を失い硬く短くなってしまった筋膜を伸ばし、解放する事によって、筋膜が元の可動性を取り戻し、正常な拮抗関係を保てるようにします。これによって、今まで体の一部の状態が変化する度に、それに伴い体全体の姿勢や動きを変えなければいけなかったという負担から解放されるのです。
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